マイホームの失敗談を聞いておくのが良い理由とは
2019年11月01日
マイホームの購入は巨額の現金が動くものなので、多くの方にとっては一生に一回の買い物です。長期間に渡る住宅ローンの返済なども控えているので絶対に失敗したくないものですが、実際に完成後入居してみると後悔することは珍しくありません。苦労して購入に至ったマイホーム、入居後に後悔することのないように失敗談を参照にするのは有益です。個人のブログでも触れることが多いマイホームの失敗談を、いくつかの問題にわけて御紹介します。失敗談を参考に家づくりを成功させるヒントを見つけてみて下さい。
ハウスメーカーや工務店の担当者に決断を急がれて失敗することが多いのが間取りの撮り方です。例えばリビングの広さを踏まえることなく、これまで住んでいたいえと同じ感覚で間取りをきめてしまったところ、入居後に家具を配置してみると窮屈でレイアウトの変更を余儀なくされたという体験談もあります。良く検討しないまま間取りをとりあえず決定したところ、後から間取りの変更を申し込んだものの拒否され、満足できない間取りを余儀なくされたことも。リフォームでの変更するのは難しいのが間取りなので、十分に検討することが必要な部分と言えそうです。
間取りとの関連も深いのが、収納スペースの確保です。クローゼットを設けることで満足しても、入居後に収納スペース不足が発覚しDIYで対処したり、リフォームを余儀なくされることもあるようです。モデルハウスなどを参照していても、生活動線の確保や電気配線との関係でコンセントの位置や数などの問題に直面するのはよくある失敗談です。例えば風呂場を2階に設置したために、汚れた姿で帰ってきた子どもが、汚れた姿のまま二階まで移動せざるを得ないので、掃除の手間が増えるなど。そして電気配線の問題では家具を配置するとコンセントが隠れてしまったり、電気製品の数を想定すると明らかにコンセントの数も不足しているのが発覚するのも良くあります。お住まいに配置する家具の数や位置などを踏まえてコンセントの数や位置などは具体的にイメージすることが大事です。
メンテナンス費用の問題も長期的にはかなりのコスト要因です。価格面リーズナブルで見た目もバラエティが豊富な外壁材を使用したものの定期的なメンテナンスや張替えなどが必要で、結局高額のメンテナンス費用を負担することになるという失敗談も個人のブログなどでは紹介されています。快適な生活のためにも間取りや生活動線の確保や収納など、急かされても即断せず納得いくまで検討を重ねることに尽きるといえます。