住宅メーカーの選び方と注意するべき点とは
2019年11月14日
家づくりをミサワホームなどの住宅メーカーに依頼する方もいるでしょう。住宅メーカーのなかにはテレビCMを始めとした広告宣伝に積極的なメーカーも多く、ブランドイメージがあるので、すこし予算が高くなってもあえてメーカーを選択するという向きもあります。しかし実際に住宅メーカーを択ぶにしても、知名度のあるメーカーだけでも多数に上るので選び方に戸惑うのではないでしょうか。そこで住宅メーカーの選び方のポイントを御紹介します。
坪単価は各メーカーが公開しているので、予算の枠内に納まる点をポイントにするという選び方があります。確かに予算を計算するときに坪単価は一つの指標になりますが、あまり重視するのは考えものです。なぜなら坪単価の算定方法自体が、各社でまちまちだからです。本体価格を延べ床面積で割ったものが坪単価のイメージですが、吹き抜けや玄関ポーチなどの施工面積で割っているメーカーもあります。見積もりにしても本体価格には何が含まれているのかも、各住宅メーカーにより異なります。見積もりが本体価だけで水回りや空調など、快適な生活に不可欠な部分は除外されている場合もあるわけです。
坪単価をもって何を意味しているかは、営業マンに確認するべきポイントの一つです。また家づくりが完了するまで、付き合うことになる営業マンも重要な要素です。注文住宅であれば、一年以上同じ営業マンの担当になるのは珍しくありません。家の間取りや設備機器の選定などハードな面での対応が重要なのは言うまでもありませんが、営業マンの話し方や人間性・信頼できる人物像なのか、などの見極めも大事です。担当者の知識不足やどうも性格的に合わない、対応に誠実さが欠けるなども問題点が意識されたときは契約するべきかは慎重に判断する必要があります。担当者の知識不足のおかげで、家づくりの悩みに直面しても、適切なアドバイスを得られないことにもなります。
そして住宅メーカーのでは、デザイン性や技術力などでも各社で個性や得意分野があります。例えばミサワホームでは蔵のある家、というシリーズがあります。このシリーズは通常の3倍もの収納力を確保しているのがポイントです。また耐震性に優れる家をシリーズにしていたり、デザイン面でのニーズにきめ細かく対応する住宅メーカーなど、それぞれのデザイン力や技術力にはシフトしている分野には違いがあります。しかしはじめての家づくりで、メーカーごとの得意分野などは想像しづらいので、ミサワホームで家づくりをした人のブログなどを参考にするのはオススメです。ブログには各メーカーを利用した家づくりの貴重な経験談が公開されているからです。